２０１４FIFAワールドカップブラジル大会放送日程と放送局とみどころ！

いよいよ始まる２０１４ＦＩＦＡワールドカップブラジル大会、日本を含む各グループリーグの地上波放送日程と放送局とみどころを纏めてみた。


Ｃ組日本の放送予定
コートジボアール戦：6月15日（日）午前１０時からＮＨＫ
ギリシャ戦：6月20日（金）午前７：００から日本テレビ系列
コロンビア戦：6月25日（水）午前５：００からテレビ朝日系列

コートジボアール戦：
コートジボワールとの前回の対戦は、4年前にスイスのシオンで行われた国際親善試合。セットプレーから2失点を喫して敗れ、来たるワールドカップの初戦に向けて不安を残した試合として記憶されている。当時からコートジボワールの主力に大きな変化はなく、日本にとって進化の度合いを推し量る試合としても位置付けられる。仮想コートジボワール戦として臨んだ6月7日のザンビア戦では3失点を喫し、守備に不安を見せた。アフリカ勢独特のリーチの長さを体感できたことは好材料だったが、本大会までに修正は必須か。一方の攻撃に関しては、多くの選手が好調を維持する。ただ、唯一の気掛かりは本田のコンディション。ザンビア戦では2得点と復調をアピールしたが、トップフォームには至っておらず。各ポジションで競争が過熱する中でも、ザッケローニ監督はトップ下のポジションだけは代役を試す様子がなかったため、彼がコートジボワール戦のピッチに立つことは間違いない。前回大会と同様に、初戦で日本を勝利に導くことができるか。

ギリシャ戦：
ギリシャ代表は隣国の韓国代表と4回にわたり対戦しているが、通算対戦成績は1分け3敗。うち、「仮想日本」の位置付けで行われた3月5日の国際親善試合においても、0−2で敗北を喫した。都合よく解釈するならば、ギリシャ代表は東アジア勢特有の機動力や持久力を生かしたフットボールと相性が悪く、大別して韓国代表と同様の特性を備える日本代表も苦手とする可能性が高い。日本代表としては、アジリティーの高さと繊細なパスワークを組み合わせた攻撃、つまり自チームの長所を存分に発揮することが攻略のカギとなる。一方、守備面においては裏返しで、今度は体格面をはじめ、ギャップを埋める作業を丹念に続けられるかどうかが焦点。ギリシャ代表は相手のウイークポイントを的確に探し出し、シンプルかつ徹底的に打開を図ってくる。集中力の持続性に課題を抱える日本代表としては、やがて突破口を見いだされてしまう事態を避けるためにも、受け身に回る時間をできる限り短縮したい。

コロンビア戦：
欧州の各国リーグを見渡すと、そこかしこにコロンビア国籍の選手が散らばっているように、コロンビアもまた人材の宝庫の1つといっていい。仮にエースのファルカオ(モナコ)が欠場するとなれば、それはスターダムにのし上がろうと息巻く代役にひのき舞台が与えられることを指す。無論、日本代表の目的は、そこで何も演じさせないこと。相手FWは直線的にゴールへ向かってくることが多く、センターバックを中心とした守備陣には彼らが縦への強さを発揮する前につぶすことが求められる。また、ともすれば一本調子になりがちな攻撃にアクセントを付けるのが、両翼のクアドラード(フィオレンティーナ)やロドリゲス(モナコ)で、日本代表の両サイドバックとのマッチアップは大いに注目したい。守備陣形を崩さずに「個」で抑えられるかどうか。過去、コロンビア代表とは二度対戦し、結果は1分け1敗。さらに、日本代表はワールドカップで南米勢から白星を挙げたことがなく、越えたことがない壁となっている。果たして、新たな歴史の1ページを刻めるか。

日本戦はちょうどうまい具合に3試合とも時間帯が遅い方なので、テレビ観戦には都合のいい時間帯ではないでしょうか。
毎年アメリカ、オーガスタで開かれるゴルフの殿堂「マスターズ」のテレビ観戦とほぼ同じような時間帯なので、さすがにビール片手に観戦という気分にはなれないが、朝のコーヒーでも飲みながらの観戦も悪くはない。