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小保方晴子さんに再起の道筋をつけるのが理研の役割！

４月９日に謝罪記者会見を行った小保方晴子さん。一方で国から特殊法人として予算を獲得したい理研。両者の溝は深いが本来理研の成り立ちからすると特殊法人として国からの予算を得る事よりも、自前で研究者を支援するのが理研の役割ではないなだろうか。

科学者失格の小保方さん

彼女が理研の調査委員会から結論づけられた捏造と改竄の２点については、本人からは表現は否定したが誤りであったことには謝罪と反省の弁があった。しかし、この２点をもって小保方さんの全人格を否定することには違和感を感じざるをえない。

軽犯罪を起こした者は罰金か収監で刑を償いやがて服役する。今回の件を法律を引用するのは適当ではないが、謝罪会見費用役５０万円を自己負担し公然での謝罪はこれに相当するのではないだろうか。

また、科学者としてのミスにつては、一度犯してしまえばこの業界から抹殺されてしまうのだろうか。「人を憎まず、罪を憎む」の精神からすれば、なんとか救済の方法を与えても良いのではと思える。

理研の思惑

理研は４月末までに国から特殊法人の権利をえて、多額の予算獲得に必死だ。本来、調査委員会の規定では１５０日以内に調査を終えることを内規としている。
しかし、今回は特殊法人の利権を獲得する為に調査をたったの２週間で終え、かつ小保方さん一人の不正行為と結論づけてしまった。まったくをもって「とかげの尻尾切り」と言わざるをえない。

待っているのは諭旨免職か懲戒解雇の２つしかない。

理研のあるべき役割

旧財閥系の研究所として創設された理研。長い歴史の中でＧＨＱに解体され現在の形になったものであるが、あのノーベル賞受賞の湯川秀樹を輩出した理研のあるべき姿は、健全なる精神のもとに、資産をもたない科学者達を育成して未知なる発見に寄与することではないだろうか。

苦情受け付けます

筆者は、科学者でもなければプロのジャーナリストでもないただのブロガーなので勝手な意見を書かせてもらう。
異論反論はどしどし受け付けるのでメールして頂きたい。

優秀な科学者を一人この世界から抹殺してよいかどうか、みなさん共に考えてみたいと思います。