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無線LANの傍受についてNECに聞いてみた。

今回は「無線LANとネットバンキング」の続編です。
前回のブログではあまりにも無線LANの傍受について神経質な私はこのテーマが気になって仕方がないので、あのAtemのルータで有名なNECアクセステクニカのサポートデスクに問い合わせてみた。

現在の私の家の暗号化の設定はWEP(Wired Equivalevt Privacy)で設定しています。暗号化設定の基本中の基本のようです。

マニュアルをみるともう一段階スペックの厳しいTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)なるものがあるようで、この設定にすべきと思っていました。

早速、電話してみると熟練した男性のオペレータがでた。もともとNECアクセステクニカのサポートには好感を持っていた。実に製品毎の知識たるや敬服するにちかい程の技術集団である。そんじょそこらのプロバイダーのサポートとは雲泥の差がある。

【WEPからTKIPに変更すべきか?】
もともとWEPの暗号レベルはIEEE802.11で取り決められた暗号化技術なので、素人が解析するにはかなりハードルが高い。これをいとも簡単に解読できる程のプロが、わざわざ一般家庭のそばまで行って信号を傍受する手間を考えたら、パソコンからシステムに進入してハッキングしたほうがよっぽど効率的で、まずそんな非効率的なことをするとは考えにくい。
ので、WEPでも十分な設定と思う。

【2.5G帯の電波の飛ぶ距離は?】
電波を遮断するものがない場合は100m。
標準的な木造住宅の1階と2階が精一杯であろう。

【2012年のルータ出荷台数】
日本全国ですでに1億台のルータが出荷されている。
これまでのところ社会的な事件に至ったケースは聞いたことがない。

との事で、NECアクセステクニカとしては、特にTKIPを強く推奨する方針ではないようである。




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Wiki Brown
日本AMD社を退社したの
ち自由人となる。
自称ITジャーナリスト



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