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外資系に転職するのは今でしょ!

日系企業しか勤めた経験がない人におくる外資系企業のあんな事こんな事を書いてみたいと思います。

まず、外資系企業ってどうなの?と聞かれるとなんと答えて良いか迷うところです。
なぜなら、一言でいって千差万別だからです。

特に、お勧めなのはアメリカ西海岸に本社を持つ企業は、明るくて、活気があって、オフにバカをやって楽しむような風土があるイメージがあります。
逆にこれが東海岸に本社を持つ企業はイギリス系が多いのでツンとおすましをした英国紳士気取りな感じです。面白いのは特に東海岸のアメリカ人は西海岸のアメリカ人をノウテンキとバカにしています。日本の東京と大阪に関係ににてるかな。

という私はアメリカ・サンノゼにヘッドクウォーターを持つ日本AMD社の従業員でした。当時、会社は新宿ヒルトンホテルの公園側がオフィスのテナントになっていてAMD本社、毎朝通勤路ショートカットの都合上ヒルトンホテルの正面玄関から入っていました。
オフィス内部は当然パーティションで各個人のデスクが区切られておりプライベート空間が確保されていました。
外国人スタッフも数人おり気分はまさにアメリカーンってな気分です。
福利厚生の一環で紙コップの出てくる今は懐かしいコーラやジュースの自販機が全て無料でした。日系の会社はジュース1本20円引きの自販機を設置するのがやっとでしょう。

社用車もマネージャー以上に1台割り当てられいて車検で毎回新車に乗り換え、車種も色も予算の範囲内で自由に選択していた。平社員はプールカーと呼ばれる数台の車を共用していました。

仕事自体は私はセールスエンジニアでしたので、アメリカ本社のプロダクトマーケティングと日本の代理店との間に入っての調整役がメインでした。価格の決定権についても非常に合理的でフィールドミニマムという価格設定ラインが引かれており、それ以上なら本社の同意不要でそれ以下なら同意が必要。成約手続きは1セールスグループにつき1人の女性のアシスタントがついており、コンピュータの入力からなにまでお任せモード。但し、アシスタントは組織上我々の下ではなくてカリスマ・キャリアウーマン率いるアドミングループなので対応が大変でした。入社の際に上司から「うちの女性は怖いから気をつけてくれ。」といわれました。

あとは、とにかくパーティー好きで入社記念、、歓迎会、クリスマス会など年に数回、となりのハイヤットのバンケットルームを借り切ってのドンちゃん騒ぎ。
また、全世界のAMDマンとその代理店の選抜メンバーがハワイカンファレンスと称して毎年8月にハワイのヒルトンビレッジで1週間のお勉強会と情報交換会が開かれていました。どうも、当時会長だったジェリーサンダースが無類のパーティー好きっだたようです。(彼のことはウィキペデイアにも載ってます。)

締めくくりとしては、私は最終的にレイオフされましたが、今でもAMDのことは好きです。それは、会社の環境・風土というものが自分にあっていたのでしょう。
日本の家電業界が数千億円の赤字を出してリストラをしている今、外資系企業への転職を真剣に考えるのに良い機会だと思います。



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Wiki Brown
日本AMD社を退社したの
ち自由人となる。
自称ITジャーナリスト



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